作品紹介:04 夜を照らす街灯のアクセサリースタンド
今月のハンドメイド雑記は久々の作品紹介です('ω')ノ
先月末から通販を開始したので、そろそろ一ヶ月です。ありがたいことにBOOTHのレトロ特集にも掲載して頂いて、それもあってか想定より多くご注文を頂いてます…!
既に完売したものもあり、工房に行けない限り増産もかなわないので早く日常が戻ってくることを願うばかりですが。。
今回はそんな特集にも掲載して頂いた街灯のアクセサリースタンドを紹介してみたいなと思います。思えばここに辿りつくまで長い長い時間を要したので感慨深い作品です。
夜を照らす街灯のアクセサリースタンド
では改めて完成形からご紹介。
既に別の記事でも紹介してる、私が扱う中でも一番人気があって初期から作っている夜を照らす街灯のピアス/イヤリングを飾るために作ったアクセサリースタンドです。
元々アクセサリースタンドは作りたいと思っていて、別の作品を何度か試作したりしたのですが、完成はしておらず。。これがアクセサリースタンドでは初めての完成品になります。
アクセサリーを作った当初はアイディアになかったのですが、最近掘り出した下書きを見ると作成日が1年前の4月だったので、街灯を完成させて割とすぐにこの構想を思いついたみたいですね。(本人はもう覚えていません。)
アクセサリー作りするときは下書きするところから始めるんですが、だいたいこんな感じです。これが上の写真のようになるとはちょっと面白いですよね(笑)
その後できた試作第一号がこちら。テストカットだったのもあって適当にブルーで作ってます。今と比べると大分小さいです。街灯がギリギリかかるくらい。
ここから板の厚さ、形状の微調整・修正、サイズの検討など、試作を重ねていき、ツイッタで初めてお披露目できたのが9月です。ちなみにこの時はまだ土台にレジンを入れないタイプでした。
これは当時ツイッタで一番反応を頂けたもので、ようやく形に出来たのもあり本当に嬉しかったです(*´▽`*)
ちなみにレンガに見立てて土台にレジンを入れようと思い立ったのはこの時の写真がきっかけでした。
この時、少しでも見栄えをマシにしようと下にガラスのコースターを敷いたんですが、これを見て、「レンガ部分が硝子みたいになっていたらいいのでは!?」とアイディアが降りてきました。
本当いつどこでアイディア降ってくるかわからないですね(笑)
そこから土台のサイズを小さめにして、穴をあけて、色を入れた試作がようやくできたのが12月です。
この試作を見せて工房の店長さんにかわいいとめちゃめちゃ褒めて頂いたのを覚えています。やっぱり作ってる途中ってこれでいいのだろうか…という不安が常に付き纏うんですが、誰かにいいと言ってもらえると一気にやる気が湧きますね…!
そこから今度は土台の色付けの試作になり…この辺は割愛しますが、色作りと何よりいかにレジンを注ぐかが難関でした。。見た目にそぐわず神経を使うので今後数を増やす際はもう少しやり方を模索したいと思っています。。
ということで、ようやく本体が形になりましたーパチパチ。ではなく…これにはもう一つこれまた試作を重ねて作ったものが付属します。
専用のケースです。
どうやってお渡ししましょう…
12月の試作を終えて、2月のコミティアでようやくお披露目できるのでは?と現実味が沸いてようやく思い至ったのが「どうやってこれをお渡しするのか?」という問題でした。
厚みがあるのでそうそう壊れる品物でないにしろ、袋に入れてハイ終わり、では心許ないし何より絵面がよくない…せっかくここまでこだわって作ったんだから、お渡しする形にもこだわりたい。そう思いました。
それから素材を探し、何度も試作を行いようやく完成したのがこちら。
ケースに使用してるスポンジは初めて扱うものだったので、慣れるまでに時間と回数が必要で、初回ではカットした後の匂いが一日中取れなくて臭かったのも今ではいい経験になりました(笑)
コミティアで出したい!の思いから、1月は週1ペースで工房に通い(普段は月1くらい)当社比では驚きの速さで完成まで漕ぎつけました。
ツイッタでお披露目した際にはいつもより多くお声を頂いて…これまたこだわった甲斐があったなぁ!と報われた思いでした。
さてさて、だいぶ長くなってしまいましたが、、それだけここに至るまでの歴史が長いので仕方ないですね。。
下書きをしたのが去年の4月、夏にちまちま試作を行い、9月に初お披露目、12月には土台にレジンを入れたほぼ完成形になり、1月にはケースを作り、2月コミティアで少数を初出し、本制作を経て3月末にようやく通販へ…!実に1年がかりです(笑)
ありがたいことにブルーはすでに完売していて、こうして手に取って頂けるとここまで時間をかけてでも作って良かったなと思います。
今は工房に行けないので増産できないのですが、またいつも通りになれば色のバリエーションも数も増やしたいなと思うので、紆余曲折あったこのアクセサリースタンド、今後もどうぞよろしくお願いいたします(*´▽`*)