作品紹介:01 夜を照らす街灯のイヤリング/ピアス
作品の一つ一つをちゃんと紹介する記事を書きたいと思いつつ、もうイベントから一か月経ってしまいました。。
ということで、ちょっとのんびりしすぎた感もありますが、これからちょくちょく作品のことを書いていこうかなと思います。
今日は1番のお気に入りのこちら
夜を照らす照らす街灯のイヤリング/ピアス
私はよくヨーロッパの街並みを参考にして漫画を描いてるのですが、そんな中「街灯の形のアクセサリーがあったらかわいいのでは?」と思い至ったのが事の始まり。
そのほんの思いつきを、実際ここまで形にするのにどれだけの時間を要することになるのか…当時まだ未熟だった私にはまったく見当もつかなかったのです…。
ちなみに、当サークルのアクセサリーはメインに使ってるパーツはどれもオリジナルのものでして、この街灯の黒枠もアクリル板から自分で切り出したものです。
(※指輪を除きます。)
実際どんな風にブラッシュアップされてきたのか…見て頂いた方が早いですね。
ver.1はだいぶ上から見た構図になってましたね。。それと、元々はレジンで硝子部分を埋めるのではなく、小さい穴が開いてるのがわかるかと思うのですが、そこからビーズやスワロフスキーを垂らす予定でした。明かりが灯ってるイメージですね。
それで作ってみたりもしたのですが、なにか違う…ということで、型から作りなおし、実はここで初めてレジンを導入したのです。
レジンは何度か触って作品を作ったこともあるのですが、それももう大分昔の話でして…。
なので、用具を揃えるところから始め、どれくらいで固まるのか、グラデーションの表現の仕方、気泡の抜き方…など基本的なことと、それと同じくして街灯の明かりの表現の追究を行いました。
今思うとかなり長い道のりですね…!(笑)
まぁその辺はいいとして…一番見て頂きたいのは、ver.2とver.2.5の違いです。型も少し改善してますが、そうではなく、この二つの大きな違いがこの作品の一番のこだわりでいして…それは…
ツヤッツヤに磨いてる点です…!
(あ、それだけ?って思いました?(笑))
それがですね、、写真だとなかなか伝わりづらく…悔しいのですが、最終版は黒枠とレジン部分がまるで一枚板の様にツルっと仕上がっているのです。
ver.2の青の光の当たり具合を見ると顕著なんですが、素のままだとどんなに綺麗にレジンを入れても凸凹が発生してしまい、それによって光が綺麗に反射しなくなってしまいます。
そのため、硝子にあたる部分を綺麗に見せたい…!という一心で、両面とにかく丹念に磨いています。かかる時間は1面15分から20分程なので、イヤリング/ピアス1つ分仕上げようととなると…1時間ほどになります。
磨きについては、これも納得の成果になるまでだいぶかかったので、別途まとめたいと思ってます^^
何はともあれ、計1時間の研磨…腕にはいい運動です(笑)
それからもちろん、イヤリング/ピアスパーツからチェーン、輪っかまですべて黒で揃えているところも、アクセントになりつつ主役は街灯になるよう添えたスワロフスキーも外せないこだわりポイントです。
ということで街灯についてだったんですが、思い入れの分長くなってしまいましたね…!次からはもうちょっと手短にします^^:
今後の新作も、この街灯から着想したものなどがあるので、そちらも楽しみにしていただけたら嬉しいです。
ではでは今回はこの辺で。
お読み頂きありがとうございました。